doublet（ダブレット）

ユーモアに溢れていて、洒落ている。そういう人って魅力的ですよね。
そして、それは服においても同じ！

今回紹介する doublet はユーモアに溢れていながらもかっこいい、そんなウェアを展開する日本で屈指のデザイン性の高さを持ったブランドです。
ブランド名の「doublet」はルイス・キャロルの言葉遊び「ダブレット」に由来しており、 この言葉遊びのように、ベーシック・スタンダードなアイテムに斬新なアイデアを混ぜ込んだ『違和感のある日常着』を展開しています。

今回は、同ブランドの「ファッションを通して人を笑顔に」という思いが詰まったアイテムを紹介していきます。

まずは、これ無しではdoubletは語れない、毎シーズン定番の刺繍シリーズから。

刺繍デニムジャケットのセットアップ。今までの刺繍は様々な色の糸で刺繍が施されていたものが多かったですが、今回のデニムセットアップはボディと同色系の糸を使用しています。過去のシリーズも大好きですが、今回はシンプルなものが好きな人にとっても気兼ねなく着れるようなデザインになっています。

デニムにはガチャベルトが付属しています。目を落としてしまいがちですが、デニムと完璧に合うベルトを選ぶのって案外難しい…。大袈裟に言ってしまうと、デニムと同素材のベルト、これが世界で一番このデニムに合うベルトなのではないでしょうか(笑)。
夏でも蒸れにくい通気性の高いヘンプ素材も使われており、夏でも快適に履けるデニムパンツです。
シルエットは写真からも分かるように、最高の形です！

先に定番アイテムを紹介しましたが、ここからは今シーズンのテーマ「隠し芸」が込められたアイテム。
隠し芸で大切なのは、予想の斜め上を行くこと！

まずはこれ、ボディ全体にプリントが施されれたシャツ。これまで無地が流行っていた反動もあり、今年はタイダイ等と言った柄物が旬。そういったトレンドに即したデザイン性もあります。



このシャツの隠しネタはこちら…

襟部分に顔をはめると、誰もが知るアメリカの歴史的建造物になりきることができます。みなさんも旅行先でよく使っているであろう、観光地に顔をはめて写真を撮るあのパネルから着想を得ています。
この状態でも違和感が出ない様、パターンにも工夫がされているのがこのブランドのすごいところです。

ふざけてるのはではなく、大真面目にふざける。そういった心構えがひしひしと伝わってきます。

そしてこちら、刺繍の文字にだけプリントが施されているTシャツです。高い技術力で施されたプリントと刺繍は普通のプリントTとは全く違う表情を出していてこれだけで魅力的です。


しかし、これにもある隠しネタが…

一見よくわからない文字の羅列に見えます。


しかし、両胸部分にあるこの点と点を合わると

一見よくわかららない文字が “粋” な隠しメッセージへと姿を変えます。

こちらの黒は白と異なる “粋” なメッセージが…。

黒と白、どちらもメッセージの内容が異なり、どちらかを選ぶか考えるだけで笑顔になってしまうTシャツです。
若い子なら黒、大人な方なら白、それかあえて逆を選ぶか、お好みでどうぞ(笑)。
これを着て隠し芸を披露すれば人気者になれること間違いなし！

今回着用したサイズは全てMサイズです(モデル身長178cm)。ここの服は基本ユニセックスで、Mサイズというよりもフリーサイズという感覚で着れるサイズ感です。
ARGUS のセレクトブランドの中では少し高めの値段設定ですが、こういったギミックを実現させるための技術に加え、シルエットや生地の良さも兼ね備えていることを考えると、むしろ良心的なのではないでしょうか。


doublet は毎シーズン、斬新な発想で常に新しいアイデアを服に落とし込んで私たちのことを楽しませてくれます。デザイン重視かと思いきや、生地やシルエットにまで強いこだわりの服ばかりです。
今回紹介しきれなかった他のアイテムも JACK in the NET オンラインストアで取り扱っています。気になった方は是非チェックしてみてください。