JACK in the NET

地球にやさしいText(テクスト)のデニム。

FASHION 2020.05.02 ARGUS

” Text(テクスト)”

MARKAWARE(マーカウェア),marka(マーカ)を手掛ける石川俊介氏により去年の秋冬にスタートしたブランドです。
ファッション産業が環境に与える悪影響が問題視されている今日、Text ではモノづくりを農場の段階から環境に悪影響がないよう着目し産地の人たちの雇用を作り続ける「サスティナブル」を追求することをコンセプトにしています。

このブランド背景やブランドの魅力は過去の記事でも紹介しているので是非そちらの方も合わせて読んで頂けると嬉しいです!(Textの記事はこちら
今回はサスティナブルな商品に焦点を当てて紹介し、同ブランドのコンセプトを再確認して頂けたらなと思います。


今回紹介するのはこちら!

Text / WIDE PLEATED BAKER JEANS¥ 36,000+TAX

フロントやバックに外ポケットが付いたベイカーパンツモデルのデニムです。
ベイカーパンツは名前通り、パン職人の作業着でカーゴパンツよりワーク感が控えめなデザインです。そのため、女性の方でもスタイリングにも取り入れやすいアイテムでもあります。
少し灰色がかったありそうでない青の色味。デニムには数えきれない様々な色がありますが、中でも自分が持ってなく、あまり見た事が無い色味にはつい惹かれてしまう方も多いと思います。

長いファッションシーンにおいて不動の地位に存在する定番アイテムのデニムは持っている方も多いと思いますが、 このデニムは製作過程において往来のモノとは全く異なります。
実は環境に悪いファッション産業の中でもデニムは特に影響が強く、環境に悪いアイテムの代表の様な扱いを受けてしまっています。

デニムを作る上での過程をまとめると………
綿栽培には多くの農薬と水を使い、染色では何回も洗う事で水質汚染を起こし、そして最後の仕上げにも、洗いや脱色の加工のために大量の水と有害な薬品を使用することでデニムが完成します。


…もうやめて!!とデニムを庇いたくなってしまう程に、デニムは製作過程で環境に悪影響を与えています。
デニム好きにとっては目を伏せたくなる事実…


そこで!このデニムは、環境に悪影響の無いオーガニックコットンを天然染料で染めることで環境に与える影響を格段に少なくさせています。
脱色の段階では、空気中の酸素から生成したオゾンを使ったオゾン加工を用いることで、本来必要な大量な水と化学薬品を大幅にカットすることを実現しました。
つまり、これが世界に何ら悪影響の無いデニム!


専門的な話になってしまいましたが、もちろん実際に履く上で楽しめるディテールもしっかりあります。

SHIRT / MARKAWARE (size2)
PANTS / Text(size2)
SHOES / marka
model 178cm

強いテンションで織り込まれたタックが独特で立体的なシルエットを作ります。
デニムだけどスラックスのような形で、合わせられるアイテムの幅も広いです。
シャツは MARKAWARE(マーカウェア)のシャツを選び、アースカラーでまとめました。

裾にあしらわれたボタンがアクセントになり、それだけでなく…

このように閉じるとかなりシルエットに変化を加えられます。
スニーカーやトップスの雰囲気に合わせて2つのシルエットを使い分けることができ汎用性も高い万能パンツです。
製作過程だけでなく、実際に履いてみても楽しめるのもこのデニムの魅力の一つです。


今年は例年より多くのブランドが出しているデニムパンツですが、 環境問題に向き合ったこの新時代のデニムはまさに唯一無二の一本なのではないでしょうか。



JACK IN THE NET(ジャック インザ ネット)オンラインストアでは今回紹介した Text だけでなく、同じデザイナーの 石川俊介氏 が手掛ける MARKAWARE , marka も取り扱っています。気になった方は是非チェックしてみてください!


ARGUS

ADDRESS:岐阜県岐阜市玉宮町1-10-3
TEL:058-214-8217

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