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誰も真似することのできないクリエーション RAF SIMONS(ラフ シモンズ)

FASHION 2020.05.03 SP.

誰も真似することのできないクリエーション RAF SIMONS(ラフ シモンズ)



RAF SIMONS…
ベルギー出身のデザイナーです。工業デザイン学校で建築とアートを学び、卒業後にインテリアデザイナーとして活躍。その後は、アントワープ王立美術アカデミーのファッション学科長リンダ・ロッパとの出会いをきっかけにRAF SIMONS(ラフ シモンズ)を1995年にスタートさせました。


Tour T-shirt Antwerp ¥35,000+TAX


毎シーズン人気のツアーデザインTシャツです。シーズン毎で、デザインが変わっているんですが、お気づきでしたか?今回はANTWERP(アントワープ)。

ANRWERP(アントワープ)は、ベルギーにあるアントワープ王立芸術アカデミーからインスピレーションを受けデザインされています。
ファッション科の卒業生には、 世界中で「アントワープの6人(The Antwerp Six)」と称えられた、 Ann Demeulemeester(アン・ドゥムルメステール)、Marona Yee(マリナ・イー)、Dries Van Noten(ドリス・ヴァン・ノッテン)、Walter Van Beirendonck(ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク)、Dirk Van Saene(ダーク・ヴァン・セーヌ)、Dirk Bikkembergs(ダーク・ビッケンバーグ)、Martin Margiela(マルタン・マルジェラ)がいます。

RAF SIMONS(ラフ シモンズ)は、インテリアデザイナーとして働いたのちに、アントワープ王立美術アカデミーの門を叩きました。しかし、当時学長のリンダ・ロッパに「あなたはうちの学校で学ぶ必要がない」と言われ、独学で服作りを学んでいきました。
先程も記載しましたが、その後リンダ・ロッパの後押しもあり1995年にコレクションデビューを果たします。

長々と書きましたが、RAF SIMONS(ラフ シモンズ)自身に思い入れのある文字をプリントしています。



NOISY-LE-GRAND(ノワジー=ル=グラン)とは、フランスの地域のことで、
“93160” という数字は、郵便番号です。



背面には、過去コレクションを発表した日付や会場がプリントされています。


モデル身長 171cm
着用サイズ T-SHIRT / M , PANTS / 46


シンプルに一枚で着用してみました。カジュアルな印象のTシャツも合わせるアイテムや着方によって印象も変わります。
パンツはストレートシルエットのスラックスを合わせました。裾までストンと綺麗に落ちたシルエットで、生地はヴァージンウールを使用しています。特有の光沢とドレープ感があって、コーディネートを格上げしてくれます。


Straight fit pants ¥100,000+TAX


ウエスト部分には、サスペンダーの留め具を模したデザインが施されています。


Oversized shirt with patches ¥77,000+TAX


オーバーシルエットのシャツです。四か所にワッペンが付いたデザイン。RAF SIMONS(ラフ シモンズ)といえば、毎シーズンワッペン使いが特徴的です。
昨シーズンは、映画からインスピレーションを受けたデザインが落とし込まれていました。

今シーズンは、デニムジャケットやニットにもワッペンがあしらわれています。



直訳すると「私だけのアントワープ」という意味です。今回のコレクションを連想させるデザインです。

1991年公開のアメリカ映画「MY OWN PRAIVATE IDAHO」から引用しており、映画の内容とRAF SIMONS(ラフ シモンズ)のキャリアがどこか重なることから、デザインに落とし込まれています。


今季「STONE(D)AMERICA」、「MY OWN PRIVATE ANTWERP」とデザインがされたアイテムが多数リリースされています。


RAF SIMONS(ラフ シモンズ)は、Calvin Klein(カルバン クライン)を去ったことから、 アメリカに対して批判的なメッセージを読み上げるBGMをショーで使用し、デザインにもメッセージ性の強いものを落とし込むなど、自由なクリエーションの意志が感じられます。僕個人の解釈ですが、「長いものに巻かれない」と主張しているように感じました。



胸元にあったデザインのワッペンが、背面襟元にも付けられています。


モデル身長 171cm
着用サイズ SHIRT / 46 , PANTS / 32


オーバーのシャツにワイドなパンツを合わせてみました。上下ゆったりだと野暮ったくなる印象でしたが、トップスがシャツなので綺麗にまとまります。シャツ単体で見たときに、コーディネートするのが難しそうに感じましたが、着用してみると想像以上に馴染ませやすく、着やすい印象でした。

股下から切り替えになっているデニムを合わせました。シャツと比較してもらうと分かりやすいですが、股下はオフホワイトっぽいカラーリングです。この色味が絶妙に良いです。白パンツだと抵抗があると思われる方も挑戦しやすいと思います。



背面にはタックが入っていて、オーバーシルエットですがボテッと見えません。身幅がゆったりしているので、インナー使いも楽しめそうです。この上から、ベストを重ねて着ても良さそうです。



背面の右側にはシグネチャーのRSパッチが縫い付けられています。横から見てもわかる通り、かなり太さがあります。


Wide fit denim pants with horizontal cut ¥91,000+TAX


レングスは長めで、好みの位置までロールアップして履いてほしいという思いで作られたそうです。コレクションでは、膝ぐらいまでロールアップして履いていたモデルもいました。



ウエストのボタンにはRAF SIMONS(ラフ シモンズ)の刻印が施されています。



ポケットの途中からズバッと切り替わっているので、ポケットの途中までしか物が入りません(笑)
機能性を削って、デザインされたディテールがたまらないです。





今回ご紹介したアイテムの他にも、RAF SIMONS(ラフ シモンズ)のアイテムを JACK in the  NET(ジャックインザネット)オンラインストアにて掲載しております。また、外出自粛に伴い、期間限定で送料無料のサービスを行なっております!是非、チェックしてみてください!


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