SUGARHILL（シュガーヒル）

過去の記事で何回も言っていますが、やはり「SUGARHILLと言えばデニムシリーズ」。ブランド設立当初から定番的に作ってきたデニムのアイテム。実際に見て履いてみるとなぜここまで人気なのか納得がいきます。
過去の記事ではブルーのインディゴ染めのデニムを紹介してきました。
ここで過去の記事を少しまとめておきます。是非こちらも合わせて読んでいただければと思います。

「SUGARHILL デニムシリーズ」過去の記事
第一弾 一癖二癖ある本格派デニムセットアップ。
第二弾 ブランドの代表作。SUGARHILL のジャンプスーツ
第三弾 新型デニムアイテム。SUGARHILL のオーバーオール

デニムシリーズ第四弾となる今回紹介するのは「ブラックデニム」。
他のデニムと同じようなディテールがあるのにもかかわらず、全く異なる見え方をします。

同ブランド定番の広幅デニム。
デニムの中では珍しい、剥き出しボタンフライのデザインが特徴です。

ワークパンツに見られる、 膝部分の生地を二重にしたダブルニー仕様になっており、いい意味で男くささを感じるアイテムです。
二重に補強されている生地の端にはリベットが付いており、かなり武骨な印象があります。
インディゴよりブラックデニムの方が、よりシルバーのボタンやリベットが際立つデザインに見えます。

バックポケットは、同ブランドの象徴的なデザインであるワイングラス型で、後ろ姿からも同ブランドらしいデザインがしっかりと感じられます。
ヴィンテージのパンツを連想させる、シンチバックも特徴的ですね。
ベルトループという概念がなかった1910年代のワークウェア時代の雰囲気を映し出すこのデザインにぐっときます。

実際に履いてみるとどことなく上品さも感じます。
ワイルドなイメージのあるインディゴのデニムとは異なり、ブラックデニムには都会的でクールな印象があります。スタイリングに取り入れやすいという魅力がブラックデニムにはありますね。
デニムは岡山で造りこまれた本格派のセルビッチデニムを使用しており、特有の経変変化を楽しんでいただけます。

13.4ozの程よく厚みと堅さのある生地で、美しい立体的なワイドシルエットを保ちます。
インディゴの生デニムと比べると、そこまで強いゴワゴワ感がないのもブラックデニムならではの魅力です。

今の時期だと、よりこのデニム特有のディテールが引き立つ、写真のようなタックインスタイルがおすすめです。
今回はスニーカーと合わせましたが、革やブーツとの相性も抜群にいいので、様々なスタイルで楽しんでいただければと思います。


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