doublet（ダブレット）

同ブランドから秋冬の定番アイテムの 1 つ、デニムジャケットをご紹介します。
皆さんの想像通り、定番のアイテムと言えど、doublet の手にかかれば一癖二癖捻りのあるデザインで唯一無二の物に仕上がります。
今回は一体どんなデザインで私たちを驚かせてくれるのか、早速見ていきましょう。

通常のデニムのステッチが入る部分を縫製ではなく、ブランケットの縁がかりのような刺繍で仕上げられています。下に伸びる長い糸は、フリンジのようにも見え、どことなくウェスタンな雰囲気も感じられますね。
毎回、予想の斜め上を行くデザインに脱帽です。

「デニム」ならではの、他には無い魅力の 1 つであるオレンジのステッチ。
そこに着眼し、思い切ったデザインに変えています。
何かディテールを足すのではなく、既存のディテールをアレンジするだけで、ここまで目を引くデザインに変わると言うことにド肝を抜かれます！

最近のアウターはオーバーサイズでドロップショルダーの物が多いですが、このデニムジャケットの肩幅はジャストサイズになっています。
身幅も同ブランドの他のアイテムと比べると控えめなサイズ感です。
ただ、アーム部分に関してはボリュームのあるオーバーサイズになっており、 独特なシルエットを形成しています 。

刺繍に話を戻しますが、360°どこから見ても、隅々までぬかりなく刺繍デザインが施されています。
やるとなったら徹底的にやるのも同ブランドの魅力です。

今や大量生産される物がほとんどのデニムに対して、生産効率が決して高くない手作業を感じるデザインになっています。

刺繍だけでなく、細かいディテールも少し変わっています。

胸ポケットは外付けでなく、内側から縫い付けたデザインになっていたり、

ボタンには、ヴィンテージデニムにも見られる「月桂樹ボタン」が使用されていたり、

デニムジャケットには珍しい内ポケットが付いていたり。
特に、内ポケットは物の出し入れもスムーズに出来る、かなり実用的なディテールなので、個人的にすごくお気に入りのポイントです。

【STYLING】

アウターとしてはもちろんですが、コート等のアウターのインナーとしての着こなしもおすすめです。
アーム以外は大きい作りになっていないので、重ね着してももたつくことがないと思います。
オレンジの刺繍はスタイリングのアクセントとしても活躍してくれます。

着ていくうちに体に馴染み、色落ちも楽しめるリジットデニムなので、着込んで自分だけのヴィンテージデニムに仕上げていただきたい一着です。


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