CIOTA （シオタ）の定番チノパンが入荷。

こんにちは！ARGUS（アーガス）の熊谷です。
同ブランドと言えば、岡山を本拠に構えていると言うのもあり、「デニム」のイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

ただ、このブランドの魅力はデニムだけでなく、他にも上質でオーセンティックな定番アイテムを多く展開しています。

今回ご紹介するのは、最近入荷したばかりの「チノパン」です。

デニムパンツと同じく、こちらのチノパンにも元ネタがあり、「45 カーキ」と言うモデルをベースに作られています。

チノパンのヴィンテージには、他にも 41 カーキや 43 カーキ等がありますが、そもそも起源は何なのか、調べてみました。

第一次世界大戦後の当時まで、アメリカにとって軍服の必要性はあまりありませんでしたが、ナチスの台頭によりヨーロッパで戦争が起きるようになって、アメリカは軍服に関心を示すようになっていきました。
そこで、1941年に開発されたのが、 現在では41 カーキ と呼ばれるようになった、カリフォルニアコットンをカーキ色で染めた軍服です。

その後、 41、42、43、45、52年型へと変化していきます。

そんないくつもあるモデルの中で、今回はヴィンテージ好きの中でもかなりの人気を誇る 「45 カーキ」を CIOTA 流にアレンジしたのがこちらの一本。

45 カーキならではのディテールや、どのようにアレンジされているのかをご紹介します。

まずはボタンフライになっているフロントから。
41、43モデルで見られるガスフラップは無くなり、すっきりとした仕様になっています。

41カーキのディテールについては、以前の記事でも触れているので、是非合わせて読んでいただければと思います。

ボタンにはユリア樹脂で作られた尿素ボタンを使用しています。
プラスチック樹脂がまだ開発されていない、当時ならではのヴィンテージ感が感じられるディテールです。

50年代初頭で姿を消すディテールである、サイドシームのダブルステッチもこのモデルならではの魅力です。
より武骨さを感じるデザインですね。

コインポケットとバックポケットは片玉縁となっており、フロントポケットは綺麗にカーブを描く仕様になっています。
細かい部分ではありますが、手やモノの出し入れが楽なので、個人的にすごく好きなディテールです。

他にも細くて長い華奢なベルトループも特徴的ですね。
バックには、CIOTA のパンツ類全般に見られる、CIOTA のタグも付いています。
タグは取っても、取らなくても、どちらでも履いていただけます。
取るのが主流だとは思うのですが、僕は何だかもったいなくて外せません。（笑）

ワタリ幅からストンと綺麗に落ちるシルエットもこのモデルならではの魅力です。

CIOTA のどのパンツにも言える事なのですが、インドで栽培される貴重なスビンコットンを使用している為、ハリとコシがありながらも、肌触りは滑らかで上質さが分かる光沢感が特徴です。

本来のチノパンにはない、独特な肌触りと光沢感があるので、そこまで野暮ったく見えず、子どもっぽさを全く感じない一本です。

CIOTA のチノパンは、丈が長めに作られているので、靴の上にクッションを作って履いていただくのがおすすめです。
もちろん、丈を直すのも良いですし、ロールアップして履くのもより綺麗に見えて良いのではないでしょうか。

CIOTA のデニムは 32inch を選ぶ僕にとっては、チノパンの場合はサイズ 5 が丁度良いサイズ感でした。

他のサイズ 4 と 6 も履いてみたのですが、サイズ 4 だとクッションがそこまででできない綺麗なシルエットになり、サイズ 6 だとかなりワイドシルエットになり、ロールアップか丈直しが必要、というようなサイズ感でした。

他のサイズは履けない、というのではなく、完全に僕の好みでサイズ 5 をチョイスしました！
是非ご参考にしていただければと思います。


CIOTA の次の入荷アイテムは、軍パンとタイロッケンコートです。2 月下旬～3 月頭に入荷予定で、入り次第インスタグラム等で情報発信する予定なので、是非チェックしていただければと思います。　
また、次の入荷アイテムに関しては、オンラインストア予約販売も実施していますので、是非ご確認ください。


既に沢山のお問合せを頂いているアイテムなので、気になる方は是非お早めにご確認いただければと思います。
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