Maison Margiela（メゾンマルジェラ）

こんにちは。若林です。
SP. （エスピー）に Maison Margiela のプルオーバージャケットが本日届きましたので紹介していきます。
その前に、今シーズンの Maison Margiela のテーマについて触れていきます。

UNIFORM
シーズンのインスピレーションは、マルジェラの考察する新しい制服のアイデアから来ています。

このストーリーもマルジェラが今まで大切にして来たワークウェアが考えの基盤になります。
一般的に言えば、制服は、審美的、イデオロギー的、そして記号論的に人々のグループを結びつける服の括りであり、制服の視覚的均一性の力は、グループ内だけでなくグループ外の世界にも共有された価値観の括りを伝えます。

その概念の制服には、スポーツ、学校、企業、軍事、産業、労働、スカウト、航空会社、若者など、さまざまな種類があります。それを考察すると自ずと服飾の歴史と Maison Margiela の歴史を回顧するストーリーに行き当たります。

Collor Code
制服は、組織と個人との関係で理解することもでき、特定の衣服を介する以外に、繰り返し着用される狭いカラーパレットを介して表現することもできます。たとえば、黒色である。何かの色で統一された組織は個人と組織を繋ぐメッセージになります。それは Maison Margiela の白色も同様でその組織を表現するカラーとして認知させる。ユニフォームの普遍的なアイデアは、Maison Margiela の歴史の文脈の中で特徴的な個性を帯びており、今回のカラーパレットはイギリスの公立学校の制服の伝統を想起させる狭いカラーパレットを使用して視覚的に表現します。

Detail
そして、ディテールは一般的な作業服の衣服から実用的で素材と仕立ての良質なポケットを分解して、リプレイスして仕立てる(再構築)というポケットデザインが今回のコレクションのコアアイデアである。これも Maison Margiela が今まで服を研究する上で踏襲してきたアプローチのアップデートになります。例えばフィッシャーマンズコートの右胸にリプレイスされたレザーのポケットは元々のフィッシャーマンズコートには着くはずの無い素材とディテールという相反するデザインがマッチアップする事で新しい機能性と審美性を手に入れます。今の社会性に合わせて電話とカード等を携帯する事に対しても能動的なデザインになります。他にもスクールなど、より広い制服の世界から選別されたさまざまな衣服にポケットがローエッジにリプレイスされます。それはジャケット、手荷物ハンドラースーツ、海軍オーバーコート、車掌コートになります。

Fabric
労働、軍隊、学校、企業の制服の伝統的な世界からの織素材を中心に据えています。ミリタリートリコチン、ユニフォームサージ、企業ヘリンボーン、スクールポリウールギャバジン、ジムスリップの形でシーズンポリエステルジャージー、ヘビーウェイトポプリン、生分解性エコレザー、スウェット、ワーカーからのデニムもこれにあたります。
ブランド資料より引用

‘Memory of’ ウィンドブレーカージャケット 180,000円（税込198,000円）

撥水加工を施したハリのあるコットン素材が使用された、プルオーバーのスタンドカラージャケットです。
フロントに、イングリッシュウール製の大きなポケットをあしらい、今シーズンのムードを表現。
バックには Margiela を象徴する4本ステッチで仕上げてあります。

176cm 90kg サイズ 48 着用

J.B.Voice（ジェービーボイス）グループ店舗では、マスクの着用、消毒の徹底、ソーシャルディスタンスの確保など、コロナウィルス感染に対して、万全の体勢をとって営業をしております。

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