A.PRESSE (アプレッセ)

こんにちは。JACK IN THE BOX (ジャックインザボックス) の鬼頭です。
最近急に気温が下がり肌寒くなってきましたね。
11月、12月からアウターを探そうとすると、完売していたりサイズが無かったりすることもあると思います。
今からの時期にアウターを探し始める方も多いと思い、A.PRESSE 秋冬の新作商品から僕がおすすめするアウターを3点、紹介します。

某英国ブランドの数年だけ製作された中綿入りのハンティングコートがモチーフになっています。
表地には、英国のベンタイルクロスを使用。
糸を高密度に織り上げている為、ハリのある生地感で撥水性も高いです。
更に軽量の中綿を入れることで保湿性にも優れ、英国の天候に適した生地が忠実に再現されています。

身幅は程良くゆとりがあり、綺麗なAラインのシルエットが特徴です。
ウエスト部分に配したストッパーで絞る事が出来、シルエットの変化も楽しめます。

着脱可能なフードと襟元に付いているチンストラップがスタイリングの幅を広げてくれます。
襟のコーデュロイがデザイン性だけではなく、襟を立てた時に首元を暖めてくれるのが好きなポイントです。
デザイン性と機能性どちらも高いので、一着持ってるだけでとても便利だと思います。

ツイード素材のハリントンジャケット。
LOVAT (ラッバット) 社のヘビーウェイトツイードが使用されています。
LOVAT社について調べたところ、スコットランドで100年以上の歴史がある繊維会社で、アースカラーや自然色を混ぜて作った迷彩色などスコットランドらしいカラーが特徴のツイードを作り上げています。
その生地を使用して作られたジャケットは少しネップがあり、ヴィンテージアイテムのような雰囲気を感じます。

裏地には、玉虫色のコットンギャバジンが贅沢に使用されています。
フロントに配したヴィンテージタイプのファスナーや強撚したウールで編んだ丸胴リブ。こういった裏地やファスナーなど細かい部分にこだわりがあるのは、このブランドの特徴です。

身幅と袖にゆとりがあり、着丈が短いので丸みのあるシルエットになります。
こういったシルエットだとスリムからワイドまで様々な形のパンツに合わせやすいと思います。
個人的には、少し細いぐらいのパンツを合わせるのがおすすめです。

ツイードのハリントンジャケットは、古着で探そうと思うとサイズが無かったり中々手に入りにくいと思います。
生地やファスナーなどヴィンテージに近いアイテムを忠実に再現しているので、古着が好きな方には特におすすめの一着です。

最後はM-65 モッズコートです。
US.ARMYのM-65モッズコートをベースにしたモデルです。
生地は浜松のシャトル織機で織り上げられた高密度のパラシュートクロス。
さらに生地を固める為の加工も施されており、独特な生地感が特徴です。

カラーは、ミリタリーのM-65に比べると少し暗いトーンになっており、上品なオリーブが今ぽっい雰囲気を出してくれています。

袖がすっきりしていて、裾にかけて広がるシルエットがミリタリーの野暮ったさを和らげてくれます。
ですのでスラックスなど綺麗目のパンツを組み合わせても良いと思います。

地厚ではないので、今からの時期にすぐ羽織れる一着。
身幅に大きなゆとりがある為、スウェットやライトアウターの上から羽織れるのが便利です。長いシーズン使って頂けると思います。


今回紹介したアウターは、どれも秋冬の主役になる物ばかりです。
シンプルなデザインなのですが、ディテールにこだわりがある服。
こういった服は、長年愛着を持てる物が多いと思います。
ぜひ一度袖を通してみてください。


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