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定番アウターを異素材で大胆にアレンジ。JUNYA WATANABE MAN

FASHION 2023.11.04 REGGAWS

定番アウターを異素材で大胆にアレンジ。JUNYA WATANABE MAN (ジュンヤワタナベ マン)

こんにちは、山田です。
先日の記事で、NANGAとのコラボレーションのジャケットを取り上げた JUNYA WATANABE MAN。
今回はインラインからシーズンを象徴するアウターが入荷しました。

JUNYA WATANABE MAN / WL-J022-051

¥143,000- tax in

正面からパッと見るとなんてことないスタジャンに見えますが、背面は解体されたバッグがドッキングされたような見た目に仕上げられています。

同色ながら、複数の素材が複雑に組み合わせられています。
今シーズンはテック感が強く打ち出されており、レザーも合皮を使うことで、ウールとナイロンという全く異なる素材を違和感なく繋ぎ合わせています。
合皮と聞くとどうしても本革と比べてしまいがちですが、あえて合皮を選ぶことでこういった使い方ができてしまうのかと驚かされました。

裏地も背面にはメッシュが使われており、デザインとしてだけではなく、通気性も確保されています。

リブのラインが気に入っているポイントです。
真っ白ではなく、黄色がかったアイボリーのような色が使われています。
これによって、ビンテージのスタジャンのように見え、ナイロン部分との対比が際立っています。

モデル : 175cm
サイズ : M

JUNYA WATANABE MAN / WL-J021-051

¥193,600- tax in

N-3Bをモチーフにしたジャケットです。
ナイロンがメインで用いられることが多いですが、こちらは先のスタジャンと同様に、メルトンを軸に合皮やナイロンなどが組み合わせられています。

やはり、異素材を複雑に繋ぎ合わせたディテールが目を引きます。

軍モノだとアルミなどが用いられることが多い各所のアジャスターには、光沢のあるプラスチックが使われており、テック感を強めています。
また、フードのファーは取り外しが可能です。
今から着たいけど見た目が暑すぎる、という時にも対応できます。

裏地もスタジャンと同様にメッシュですが、こちら背面には粗めのもの、その他の部分にはそれより細かいものと、2種類のものを使って全面に張られています。

細かいところですが、胸のポケットには伸縮性のある素材が使われており、ハニカム状のプリントがされています。
通常のN-3Bならボディと同様の素材、色で配されていているものが多く、あまり目に留まらないと思います。
正面に一箇所小さくあるだけですが、素材とプリントによって存在感があり、スタジャンのリブと同じく気に入っているディテールです。

モデル : 175cm
サイズ : M

どちらもアウターとしてはオーソドックスなものをベースに使っているため、ディテールこそ複雑ですが取り入れやすいです。
一見なんてことない服だけど、よく見ると普通じゃない。
この絶妙なアレンジもジュンヤワタナベ マンならではだと思います。
シーズン毎に雰囲気も大きく変わるので、以前から買われている方もそうでない方も、ぜひ一度手に取ってみてください。

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