White Mountaineering （ホワイトマウンテニアリング）

こんにちは、山田です！
J.B.Voice スタッフがリレー形式でおすすめアイテムを紹介するこのコーナー。
今回紹介するのは　White Mountaineering （ホワイトマウンテニアリング）のリンガーTシャツです。
僕が服を着る時に一番大事にしているのは「人と違うこと」です。
とは言っても、ただ奇抜な格好をしたい訳でもなく、スタンダードなデザインも好きなので、いかにして違いを出すかということを日頃から考えています。
このTシャツは、そんな思いを叶えてくれる一枚です。

王道のカレッジロゴデザインが目を惹きますが、それだけではありません。
最大の特徴はそのシルエットです。
パターンを11パーツに分けてパッチワークにすることで、インパクトのあるビッグシルエットに仕上げられています。
中央切り替え部分のプリントは上下とは異なり光沢感のあるものが使われており、古着のリメイクのような雰囲気を感じさせます。

パッチワークというと、縫い目が表に出てきている継ぎ接ぎのようなものを想像する方もいると思いますが、このTシャツは縫い目が内側に隠されており、リメイク風の雰囲気を残しながらも綺麗に仕上げられています。
リンガーTシャツなので、襟と袖口にネイビーで縁取りがされているのも嬉しいポイントです。

特にお勧めしたいのが、首後ろのVガゼットです。
スウェットなどで見かける事もあるこちらですが、元々は汗止めや首リブの劣化防止などの役割で1960年代頃まで付けられていたそうです。
コスト削減、生地の質や技術の向上などに伴って、徐々に付けられなくなっていき、現在ではデザインとしての側面が大きいように感じます。
前側に付けられているものをよく見ますが、実は1940~50年代には前後に付けられていたようで、後ろにVガゼットが付いているというのはかなりレアなディテールなのですが、このTシャツにはそれが再現されています。
僕も手に取った時にかなりテンション上がってしまいました。
まさに、冒頭で触れた「違いを出す」事ができるポイントです。

White Mountaineering / RINGER PATCHWORK T-SHIRT20,000円(税込22,000円)
着用サイズ：3

White Mountaineering /TWLED FATIGUE PNTS27,000円(税込29,700円）
着用サイズ：2

アメカジを意識して、ファティーグパンツと合わせてみました。
王道の組み合わせではありますが、肩の落ちるシルエットで今っぽさを演出してくれます。
ネイビーとブラックという近い色でのパッチワークなので、コーディネートでの使いやすさもバッチリです。

ビッグシルエットなので上の写真のように動きも出ます。
ドレープ感があり、着ていて楽しくなる一着です。
正直なところ、今までは「ただ大きいだけじゃないか」とビッグシルエットの服を敬遠していたのですが、この一枚に考えを変えられました。
やはり食わず嫌いは良くないですね。
服は着るものなのだから、着てみて良さが分かるのだという、当たり前のことに気付かされました。

皆さんにも、「これはちょっと苦手だな…。」と思われているアイテムなどあるのではないでしょうか。
そういう時は、一度手に取ってみて下さい。
新しい発見や出会いがあると、ファッションが一層楽しくなるかもしれません。

次回は、Jack in the boxの安田さんにバトンを渡しましたので、お楽しみに！

Jack in the NET オンラインストアでは今回紹介した White Mountaineering だけではなく、他にも色々なアイテムを取り扱っています。気になる方はリンクを貼っているので是非チェックしてみて下さい。

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