ALMOSTBLACK(オールモストブラック)

今回ご紹介するブランドは、ALMOSTBLACK(オールモストブラック)です。

パリでファッションを学んだ中嶋俊太氏と、様々な企業やブランドのメンズウエアを手掛けてきた川瀬正輝氏によるブランドです。
ブランド名ともなってるALMOSTBLACKとは「褐色（かちいろ）」という意味があります。あまり聞き馴染みのない「褐色」という色ですが、黒く見えるほど深い藍色のことを指します。
平安時代には褐衣（かちえ）という藍で染めた服が存在しました。さらに光沢を与えるため、すり鉢で叩いて作られ、褐染め（かちぞめ）と呼ばれました。その武官たちが着る褐衣の色を「褐色」と呼ぶようになり、鎌倉時代には「勝つ」と結びつけられ縁起物として武士たちが愛好しました。
古くから日本人に愛されてきた「褐色」をブランドネームにし、日本人のスピリットを感じさせる「褐色服」を目指しています。

本日は、そんなオールモストブラックの褐色服をご紹介していきます。
20SSシーズンは「PLAY FORM」をテーマに、彫刻家やインテリアデザイナー、造園家など様々なジャンルで活躍する「イサム・ノグチ」氏が手掛ける作品から曲線や石を使った彫刻からインスピレーションを得てアイテムが作られています。

ALMOSTBLACK / SWEAT HOODIE（サイズ1）　￥35,000+TAX
ALMOSTBLACK / PANTS（サイズ1）　￥46,000+TAX
モデル　178㎝　60㎏

まず紹介するのが、スウェットフーディーというベーシックなアイテムながら、オールモストブラックらしさが詰まったアイテムとミリタリー要素が落とし込まれたパンツを合わせました。
それぞれのアイテムのディテールを見ていきます。

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普通のフーディーならドローストリングがフーディー部分の内側に見えないように通っていることがほとんどですが、オールモストブラックはあえて見えるようにデザインしています。
また、袖と裾部分が「イサム・ノグチ」氏の作品「プレイグラウンド（公園）」の設計図によく見られるピラミッド型の図形をあしらったデザインで、胸の刺繍は彫刻がモチーフとなっています。

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パンツはフロントについたポケットが目を引くデザインです。ファスナーにはシルバーカラーを、テープにはレッドカラーのテープをアクセントに使っています。
裾にはシルエットの調節が可能な、アジャスターベルトが付いています。
デザインとしてアクセントになるのはもちろん、ベルトを絞ることでよりテーパードシルエットを際立たせることも可能です。


これらのアイテムをベースに、アウターだけを変えてコーディネートを組みました。

ALMOSTBLACK/ NO COLLAR COAT（サイズ1）　￥56,000+TAX

まずは、ノーカラーのコートを合わせました。ロングコートはスタイリングが引き締まって見えるので個人的にもよく愛用しています。さらにノーカラーだからこそ、フーディとの相性が良く、カットソーなどで合わせても印象が重くなりすぎないため、スッキリと着ることができます。

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細かいギミックもこだわっており、外付けのスリットから内側のメッシュポケットへ直結するため、ボタンを留めてきた時にも内側に収納した手荷物を簡単に取り出せます。しっかりと容量もあるため、スマートフォンや財布、たばこくらいなら楽々収納可能です。普段、手荷物が少ない男性にはありがたいですね。

ALMOSTBLACK / VEST（サイズ1）　￥36,000+TAX

次はベストを使ったスタイリングです。
最近は街中でニットベストをよく見かけるようになった気がしますが、オールモストブラックからはより男らしさがあるベストの提案です。
フロントポケットがポイントで、こちらもスマートフォン等もしっかり入るサイズ感です。ベストといいつつ、半分はカバン感覚で使えます。
アジャスターでサイズ調節が可能なので、体系を選びにくいのも魅力です。
人とは少し違うものを、という方は是非オススメです！



今回ご紹介したオールモストブラックの「褐色服」はいかがでしたか？
紹介しきれなかったアイテムも多数あるため、気になった方は JACK in the NET（ジャックインザネット） オンラインストアで是非チェックしてください！

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