こんにちは、JACK IN THE BOX(ジャックインザボックス)の松本です。
様々なブランドの秋冬物が立ち上がってきましたが、どんなブランドにも少なからず、定番アイテムがあります。
今回ご紹介するのは、MARKAWARE(マーカウェア)や marka(マーカ)を手掛ける、デザイナーの石川俊介氏により昨年からスタートしたブランド Text(テクスト)の定番コートです。
このテクストというブランドは、サスティナブルなファッションを目指すブランドで、服の生産背景に着目しています。
そのため化学繊維は一切使っておらず、オーガニックにこだわっているのが特徴です。
そんなテクストの定番コートとなると、どんなコートなのでしょうか。
早速見ていきましょう。
肩回りや腕周り、身幅など全体的に大きめに作られています。
この大きさがこのコートのミソだと思います。
この大きさだからこそ出るドレープ感は何とも言えません。
そして、この丸みのある A ラインのシルエットが、他には無い独特の雰囲気を出しています。
手首の部分は絞れるようになっているので、好みに合わせて調節出来ます。
また絞ることによってシルエットが変わるのも面白いポイントです。
思い切って折り曲げても良いかもしれません。
着る人によって違った良さが出るのもファッションの楽しみだと思います。
そしてこのコートには、僕が一番気に入っている少し変わった部分がありますのでご紹介します。
商品名にもある通り、ダブルカラー仕様になっています。
これに僕はとても惹かれました。
一つで二通りの着方が出来るので、ファッションが楽しくなることは間違いと思います、それに簡単に変えられるのも魅力です。
変え方は襟を中に折りたたむだけです。
付けたり外したりしなくて済むので、気軽で便利ですよね。
僕は折り曲げた状態のスタンドカラーの状態がお気に入りですが、
今回はハイネックで合わせたので襟は出してみました。
この仕様は着ている人を飽きさせないですよね。
もちろん素材や生地にも、ブランドのこだわりがあります。
マーカやマーカウェアと同様に、ブランドタグに工場名や素材を記載してあります。
下げ札には、デザイナーの石川俊介氏による生地の解説が記載されていますのでそちらをご紹介します。
世界には名作と呼ばれる生地が沢山あるが、その代表格の一つが「ギャバジン」。
19世紀末に英国で開発されたこの生地は、当時レインウェア用として多く使われていたゴム引きやオイルドクロスなどに比べ、通気性が良くて、軽くしなやかな革新的機能素材であった。
第一次世界大戦中には、コットンギャバジンを使って、100年後の今でも愛されているトレンチコートが作り出され、その姿は現在もほとんど変わっていない。糸の段階で染色と撥水処理を施し、経糸本数を多くして高密度に織り上げた生地はドレープ感があって綾目がキリッと立ち、光の当たり具合で色目が変化する玉虫効果の美しさを持っていて、耐久性に優れた素晴らしい生地だ。
そんな本物のギャバジンを作るに当たって、選んだ原料はインドのオーガニックコットン。バリエーションのあるコート用ギャバジンの中でも薄手でドレープ感の美しい80番手のものを作るため、細番手が引ける超長綿の良い原料を選び国内で紡績した。出来上がった糸には染めとガス抜きを施した。生染めによる色の豊かさとガス抜きの光沢感が出来上がる生地を美しくする。
生地を織ったのは静岡県掛川市にある「カネタ織物」。お茶の産地として名高い掛川は天竜川を越えた浜松まで広がる「遠州縞」の産地として江戸時代から綿織物で栄えた土地でもある。ここで1957年に創業した同社は古いシャトル織機を使った高密度な織物を得意とする高い技術力を持った機場(はたば)だ。
高規格な打ち込みと両立するドレープ感、どこか膨らみを感じる手触りはシャトル織機だからこそできる生地である。古い坂本式管替機式自動織機をメンテナンスしながら最高の状態で使い、卓越した技術で織り上げたことで素晴らしい生地ができた。良い原料を卓越した技術で織り上げた生地は何十年経っても着られる洋服になる。
Text / Trench Coat Single Breasted Double Collar の下げ札より引用
原料から糸にするまでの工程、そしてそれを生地へと織っていく工程。
全ての工程に、僕には想像がつかない程のこだわりが込められているのがわかります。
この良さは実際に着てみないと伝わらない事が沢山あると思います。
気になった方は是非一度、店頭でお試しください。
こちらのコートは、JACK in the NET オンラインストアでも掲載していますので、店頭になかなか来れない方も確認してみてください。
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