こんにちは！ARGUS の熊谷です。
もう 3 月も終わり。早くも T シャツが多数入荷しています！
まだTシャツ一枚だと夜はまだ寒いですが、インナーとしては今の時期からも大活躍してくれる T シャツ、皆さんもう揃えられましたでしょうか？

今回は様々な新作の T シャツの中から、今年争奪戦になりそうな、「ボーダーTシャツ」をご紹介します。
今シーズンのトレンドの 1 つとしてあげられるボーダー柄、確かにこれまで無地のものが主流だった反動もあって、色物や柄物が個人的にも気分です。

ただ、どこのブランドも本当にかっこいいボーダーTシャツを今年出していて、選びきれないので 1 着とは言わず、3 着ご紹介させていただきます。


①COOTIE PRODUCTION®

まず一着目にご紹介するのが、こちらの COOTIE PRODUCTION® の Tシャツです。
同ブランドは、毎シーズンのようにボーダー柄のTシャツをリリースしており、このブランドがお好きな方は一着は持っているアイテムなのではないでしょうか。
今シーズンのボーダーTシャツは、素材とシルエット、どちらもこれまでにないデザインになっており、一味違います。

ぱっと見は王道なボーダー柄ですが、独特な凹凸が魅力なハニカムメッシュ素材を使用したサーマルのカットソーで、どことなく奥行を感じる仕上がりです。

ハニカムは日本語訳の「蜂の巣」が由来となっており、メッシュ生地の１つで、
蜂の巣のように立体的な構造になっています。
立体構造メッシュのため、早く乾く。 その上通気性が良いため、暑い夏にはぴったな素材です。

シルエットは全体的にかなりゆったりとしており、素材の良さも相まってかなり快適な一着です。
オーバーサイズなので、パンツは太いシルエットのものと合わせれば間違いありません！
特に、デニムとの相性が◎です。


②APPLEBUM

次にご紹介する、APPLEBUM のボーダーTシャツは、マルチボーダー柄。
通常の一定の同じカラーと線の太さを使ったボーダーとは違い、複数の色や違った線の太さが魅力です。

生地にはカジュアル感上質感の丁度良いバランスを取ったセミコーマ糸を採用しており、とろみ・深みのある上質な素材感も楽しんでいただけます。

カリフォルニアから世界にまでスケートボードがブームとなった、60年代から70年代頃を感じさせるレトロなボーダー柄で、よりストリートな雰囲気が強いTシャツです。

今シーズンの APPLEBUM のイメージムービーからも、スケートカルチャーを強く感じるコレクションとなっており、より今シーズンの雰囲気を色濃く映し出した一枚です。
淡いトーンのデニム、スニーカーは VANS のオーセンティックと合わせると、より当時の雰囲気に近い着こなしが出来るのではないでしょうか。

③CIOTA

ここまでストリートな印象のあるボーダーTシャツをご紹介しましたが、最後にご紹介する CIOTA のボーダーTシャツは自然体に着られる、かなりベーシックな作りです。

柄と無地の部分のバランスが良いパネルボーダー柄、白とネイビーの配色、まさに「ボーダーといえばこれ」と言うようなデザインです。

調べたところ、もともとボーダーTシャツは、漁師や船乗りが着ていたもので、その後フランス海軍の制服に採用されたのが起源ということが分かりました。

白とネイビーのカラーリングも、フランス国旗の色に由来しているそうで、さらに、縞模様は海と馴染んで迷彩になり、海軍のカモフラージュとしての役割も担っていたそうです。

素材には CIOTA の服全般に使われる高級超長綿「スビンコットン」が使われており、肌触りはこれ以上ないくらい滑らかで高級感があります。
シンプルなデザインなため、より生地の上質さが際立つ一枚だと思います。

クルーネックではなく、ボートネックのデザインです。
ボートネックは、船乗りや海兵が海に転落した際に、水に濡れても脱ぎやすくするためのディテールです。
デザインの効いたディテールも、蓋を開けて見てば様々な実用的な背景があるのが面白いですね。

合わせるパンツは選びませんが、強いていうならカーキのミリタリーパンツとの相性が特に抜群で、カジュアルなスタイルに寄せるのがおすすめです。

袖口は広がっていて、裾にはスリットも入っており、インナーだけでなく一枚でさらっと羽織っても決まるTシャツです。


一言でボーダーTシャツと言っても、素材や柄、作りのベースとなっている歴史やカルチャーが一枚一枚異なり、それを加味した上で選ぶとよりテンションが上がりますね。
素材やデザイン、背景もそれぞれの好みがあると思うので、実際に自分のスタイルと合わせて、しっくりきたボーダーを選んでいただければと思います。


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