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ロゴTシャツが気になる。

FASHION 2021.06.06 ARGUS

こんにちは!岐阜ARGUSの熊谷です。

当店ではこれまで無地の T シャツが人気だった反動なのか、今シーズンはプリント T やブランドロゴTシャツを探されている方が多いように思います。

そこで、今回はデザインの効いた T シャツ、中でもわかりやすいロゴ T シャツにフォーカスしてご紹介しようと思います。
ブランドの宣伝の意味合いも込められたロゴ T シャツは、印象に残る工夫が詰まった、ブランドの個性がわかりやすく表現されたものが多いです。

T シャツのご紹介の前に、ふと「ロゴ T シャツ」っていつ頃からあるんだろう?と疑問に思ったので、今回のブログを機に、ロゴTシャツの起源、つまり T シャツの起源から少し調べて見ました。


Tシャツの起源

Tシャツの起源を遡ると、19世紀のヨーロッパと言われており、アンダーウェアとして使われていたそうです。

服の歴史を考えるとかなり最近に生まれたアイテムである上に、まさかのアメリカが起源ではない、ということに僕は驚愕しました。(笑)

ヨーロッパで生まれた T シャツは、その後アメリカ軍兵士が肌着として採用したことから一般的に広まっていきます。


プリント T シャツの誕生

そして 1930 年代になり、アメリカの大学では、生徒の運動着として T シャツを貸し出すようになったそうです。
そんな時に生まれたのが、数字や校章などのロゴデザインがプリントされた「プリント T シャツ」の誕生です。

30 年代後半には映画の宣言用やメッセージを伝える選挙運動などにも使われていきました。

ファッションアイテムとしての T シャツ

厳格で伝統を重んじられていた当時のアメリカでは、一般的に普及したものの、
T シャツはあくまで「労働者のユニフォーム」であり、1950年代くらいまでは外で肌を露出することはマナー違反と認識されていました。
そこから、若手ハリウッド映画俳優が役柄の反骨精神を表現するアイテムとしてT シャツが使われ、「反逆の象徴」として T シャツがファッションアイテムとしてブームになり、下着という概念はなくなっていきました。

歴史をざっと振り返ると、起源はヨーロッパですが、やはりファッションとしてT シャツが市民権を得たのにはアメリカの大学や映画の影響がかなり大きいですね。

ロゴ T シャツの普及

1970 年代は、日本のファッションのバリエーションはかなり豊富になっていき、世界でも活躍するデザイナーが数多く誕生した時代ですが、この時のコレクションとして当時根強い人気を博したのが「ロゴ T シャツ」だったそうです。

この時から、様々なデザイナーズブランドがコレクションで T シャツを発表するようになっていきました。

また、この時代にアーティストたちがこぞって T シャツを作品発表の宣伝として使っていたのもあり、アーティストやブランドを表現する商業アイテムやメッセージを発信する側面も広がっていきます。


軽くロゴ T シャツの誕生まで調べて見ましたが、今では当たり前なアイテムでも、一般的に浸透したのがここ50年くらいという事実に驚きです。

それではここからが本題、今日本のファッション界を牽引しているブランドが、どんなロゴ T シャツを作っているのか、見ていきましょう!


①White Mountaineering
コムデギャルソンやジュンヤワタナベの企画を行われていた相澤陽介さんによって手がけられたブランドで、海外でもコレクションの展示会を発表している、国内外ともに注目度の高いブランドです。

同ブランドのアイテムはブランドロゴが印象的なアイテムが多く、特に夏はインパクトのあるプリントデザインが特に人気です。

White Mountaineering / OVERLAPPED WM LOGO PRINTED T-SHIRT 8,000円(税込8,800円)
SIZE / 4
MODEL / 178cm

今シーズンのブランドロゴはとにかくでかい!

いわゆる「ロゴドン」のデザインなのですが、ここまで大きく堂々としたロゴデザインはあまりないのではないでしょうか。
大きすぎてブランドロゴは前身頃だけでは収まらず、後ろ身頃にまでプリントされています。

前に「White」後ろに「Mountaineering」。
一見どこのブランドロゴなのか分からない仕様が面白いです。
文字が重なったデザインにも遊び心が詰まっています


②kolor
ロゴ T シャツ ですが、どちらかと言うと虹色のビームに目がいってしまう、こちらもかなり印象的な T シャツです。

kolor / T-SHIRT 18,000円(税込19,800円)
SIZE / 3

ここまで多くの色が使われた T シャツはなかなか見ませんし、高いプリント技術があってこそできる代物なのではないでしょうか。

虹色のビームに対して、モノトーンでプリントされている子どもの顔もかなり印象的です。
ブランドロゴはあくまで背景のようなデザインになっており、ブランドロゴの打ち出し方が個人的にとても新鮮に感じます。

同ブランドらしい、英語の文章が羅列したデザインも、よく読めば読むほど T シャツがより魅力的に見えてきます。


③doublet
最後はこちら、もはやロゴTの歴史を変えてしまうような、アクセサリーがついたこちらの T シャツは、ティファ……ではなくダブレットのブランド ロゴ T シャツ です。

色といい、アクセサリーといい、&COといい、完全に某アクセサリーブランドのパロディです。

doublet / CHAIN FRINGE EMBROIDERY 32,000円(税込35,200円)
SIZE / M

「こんなのあり?」と言う規格外の発想力で、毎シーズンこのブランドの服をみるとついつい笑顔になってしまします。
もはや doublet ではなく、他のブランドで頭がいっぱいになってしまう不思議なロゴ Tシャツです。(笑)

同ブランドと言えば、刺繍デザインが有名で、中でも刺繍が途中でほつれているのが有名です。
今回の T シャツも刺繍のほつれデザインを継承しており、アクセサリーで文字が作られ、途中でほつれたようになっています。

アクセサリーが胸元から垂れるようなデザインで、夏になるとシルバーアクセサリーをつけたくなりますが、これがあればアクセサリーがなくても様になります。

「ブランドロゴ T シャツ 」にジャンルを絞っても、同じカテゴリーとは思えないほどそれぞれのブランドの個性が際立ったデザインでしたね。

まだまだ歴史の浅いロゴ T シャツですが、 こんなに様々なデザインを楽しむことができるのは、 ファッションが多様化し、ロゴ T シャツがありふれた現代だからこそなのではないでしょうか。
これからの時代も、どのようなロゴ T シャツ が作られていくのか、目が離せません!


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