MARAKAWARE（マーカウェア）

2021 SS シーズンも始まり、続々と新作が入荷している同ブランドから、定番アイテムの 1 つである、チノパンをご紹介します。

ドレスライクなものだけでなく、魅力的なミリタリーアイテムも多く展開するMARKAWARE らしい、こだわりが存分に詰まったチノパンです。

今回のモデルは、チノパンの原点である、「41 カーキ」をベースにしたパンツになっています。
ワークのイメージが強いチノパンですが、実はミリタリーが起源。
第二次世界大戦が勃発したことにより、機能的な軍服を求めざるを得ない状況になったアメリカ軍が、41 年に開発したモデルであり、カルフォルニアコットンをカーキ色で染めて作られたのが始まりです。

調べたところ、指揮官クラスの制服として使わていたこともあり、一般的なチノパンが単糸を使っているのに対して、双糸の綾織りで仕立てられているんだとか。
そんなヴィンテージ市場でもかなりの人気を誇る傑作と同規格の生地を使い、MARKAWARE らしくアレンジしたのがこちらのチノパンです。

ウエスト周りのチェーンステッチ仕上げや、フロントの極細の両玉緑ポケット等、本格的にディテールも再現されているのにかなりグッときます。
ステッチの並びも本当に綺麗で、ぱっと見では気づきにくい細部からも強いこだわりが伝わってきます。

高密度な綾織りによってハリとコシのある立体的なシルエットを形成しているだけでなく、特殊な加工により、独特な光沢感も持ち合わせています。

何回洗濯をして何回着込んでも、しっかりコシが残るので、高級感ある見た目とは裏腹に、いい意味で気を使いすぎずガンガン履いていただけます。
「これぞまさに逸品。」と言わんばかりの仕上がりです。

野暮ったくなりがちな、大胆なワイドシルエットですが、深いタックやダブル仕様になっており、ストンと落ちる綺麗な印象のある形です。

大戦後に、アメリカに復帰した兵士の多くは、普段の生活に戻ってもこの 41 カーキを手放さなかった、というのはファンの間では有名な話です。
美しいルックと丈夫な生地、確かにこれは一度履いたらヘビロテすること間違いなしな一本です。

さらに、同素材でストレートシルエットのパンツもご用意してあります。
太いのより細い方が気分、という方にはこちらがおすすめ！

細すぎず太すぎずな絶妙なサイズ感で、トップスに大きいサイズ、小さいサイズどちらを選んでも、しっかりバランスを取ってくれる一本です。

ワイドパンツのモデルとは異なり、こちらはシングル仕様です。
パンツの中心に折り目が入った、センタークリース仕様になっており、軍モノがルーツでありながらも、武骨さを感じさせないデザインになっています。
スニーカーだけでなく、革靴との相性も間違いなしです。

ストレートのモデルは、イージー仕様にもなっており、ボディと同素材の紐が付属しています。
この紐は機能面だけでなく、デザイン面にも活きますし、ベルトループも付いているので、ベルトを使ったタックインの着こなしも出来ます。

MARKAWARE の定番アイテムである 41 カーキ。
これぞまさに定番と言えるアイテムで、丈夫さだけでなく、様々なスタイルに馴染む流行り廃りのないデザインで、是非この先何年も履いていただきたいと思うチノパンです。


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