Graphpaper（グラフペーパー）

こんにちは。JACK in the NET の水野です。

朝晩の寒暖差が大きくなり、やっと着られると手を伸ばす。
僕が秋冬のコーディネートに必ず取り入れるアイテム。
肌寒くなってきた今の時期から、これから先にはアウターの下に。
幅広く活躍する秋冬の頼れる存在。そう、スウェットです。
今年の秋冬を共に過ごすスウェットを探している方も多いのではないでしょうか。

今回は、 LOOPWHEELER と Graphpaper のコラボ商品を紹介します。

紹介の前に、商品をより深く知っていただきたいので、僕なりに調べたLOOPWHEELER と吊り編み機の歴史を紹介します。

LOOPWHEELER は、鈴木諭さんが 1999 年にスタートしたスウェットシャツブランド です。
ブランドの語源は「吊り編み機 ＝ Loopwheel Machine 」からきています。
吊り編み機とは、明治時代の終わり頃にヨーロッパから日本に渡ってきました。
ニット生地を編み立てる旧式の編み機でその名の通り、編み機が梁(はり)に吊り下げられています。
当時、スウェット生地の生産には一般的な編み機でしたが、1 つの機械で編めるのが１時間で１メートルほどしかありませんでした。
1 日で 8 〜 9 メートルしか編めないので、数にしたらスウェット 7,8 枚分しかできません。
戦後の大量生産・大量消費社会に呑まれてしまい、量産することのできる高速の編み機が主流になっていきました。
その影響もあり、現存する吊り編み機は国内で唯一、和歌山のみとなってしまいました。

しかし、鈴木諭さんは吊り編み機で作られた製品やそこで働く職人の技術力を、文化的なものだと考えていました。
吊り編み機を次の世代に残したいという強い想いから、吊り編み機で編まれた生地から作られたスウェットシャツブランドを始めました。

吊り編み機は、生産過程だけを見るととても効率的とは言えないですが、
ゆっくりと編むことで生地の柔らかさが格段に変化をします。
糸が引っ張られることなく生地になり、空気を含むことでふっくらとした仕上がりになります。
耐久性にも優れているので、その風合いを失うことなく長く着られるのが特徴です。

一見、シンプルなスウェットに見えますが、
袖を通すとその違いはすぐに分かりました。
生地は厚みがありながらも柔らかく、肌に触れると気持ち良い。
時間を掛けて編む製法だからこそ、この着心地は出せるのだと思いました。

では、 Graphpaper と LOOPWHEELERの紹介をします。

Graphpaper / LOOPWHEELER for Graphpaper RAGLAN SWEAT
24,000円(税込26,400円)
SIZE / FREE
MODEL / 169m

Graphpaper といえばの カラー CHARCOAL GRAY　です。
既存のラインアップとは一味違うオリジナルのビックサイズに仕上げられています。

Graphpaper / LOOPWHEELER for Graphpaper RAGLAN SWEAT
24,000円(税込26,400円)
SIZE / FREE
MODEL / 169m

こちらのカラーは DARK GREEN です。
両脇に設けられたリブの切り替えがクラシックなスウェットのディティールを彷彿させる今シーズンのコレクションラインです。

Graphpaper / LOOPWHEELER for Graphpaper RAGLAN SWEAT
24,000円(税込26,400円)
SIZE / FREE
MODEL / 169m

こちらのカラーは BRICK です。
レンガをイメージした暖かな色味がより秋冬らしさを感じさせます。
個人的に、冬物のアウターとの組み合わせが楽しみで仕方がありません。

製造背景や作られたモノから次の世代に残したいという強い想いが感じられます。
そのこだわりや歴史を知るというのも、ファッションの楽しさの一つだとこの記事を書きながら思いました。

Graphpaper は 名古屋 JACK IN THE BOX（ジャックインザボックス）、岐阜SP.（エスピー）、ARGUS（アーガス）で取り扱いをしています。

商品は、JACK in the NET オンラインストア でも通信販売しています。

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